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秋の草木で染めを楽しむひととき 早稲田大学オープンカレッジ 

萩 勝沼

10月に1回目をむかえた早稲田大学オープンカレッジの「草木で染めを楽しむ 2018秋」、先日11月10日、2回目が無事に終わりました。

10月には勝沼の萩で染めました。絹糸や、シルクスカーフ、綿麻生地を灰汁媒染とおはぐろ焙煎を用いての染めのひととき。
万葉集に多く登場する萩、ちょうど月見の季節に見頃を迎えます。

花の盛りがすぎた萩を剪定をするように枝ごと伐り染液をとりました。

ランチバッグ

渋いカーキ、利休鼠とも利休茶とも陽射しで見える色合いでした。

灰汁媒染の生地とおはぐろ媒染の生地を会わせてA4が入るバッグも並べてみました。

萩

11月は金木犀で利休鼠を染めました。
12月には桜の落ち葉、または花水木の落ち葉、落ち葉がないようでしたらどんぐりで・・・というお話になっています。

火や水、お道具への気持ちや扱いはどの草木を手にする時も一緒です。
ひとつひとつの草木で染め方に知恵や工夫があり、それをお伝えしたりわかちあったりする楽しいひとときです。

染まりやすい素材、香りがいい植物、葉の力、根の力、樹皮の力、その歴史など
物語がたくさんあり、どちらを紐解いていきましょうかと、悩むのも楽しいものです。
金木犀などは本当は雌、雄とありますけれど目にするのは雄ばかり、また柊かと思ったら白い花にいい香りが・・・、桃色と桜色の違いとその歴史はなどなど、きりがありません。

好きだからこそ植物に触れて染めていく。
愛情があるから、そこからいただいています。

萩勝沼2

手紡ぎ手織り教室

川風の調べと紡ぐ家
の扉が開いてからもうすぐ2年となります。

ここで紡いでときには染めて織り上げて、制作した「モノ」をすこしだけご紹介する機会を設けようと企画しています。
12月15日、16日にオープンアトリエができたらと・・・
詳細は後日お知らせいたします。

藍 種
藍の種です。頭がたれています。

さて11月12月のお教室のご案内です。

11月20日(火)、11月21日(水)、11月23日(金)、11月24日(土)
12月11日(火)、12月12日(水)、12月21日(金)、12月22日(土) 




10:30~12:45(午前)/13:30~15:45(午後)



□手織り 各回3名 1枠4,000円 材料費別

※午前午後を通して受講される方は1日7,000円
西陣で使用されていた日本製の高機2機とスウェーデン機1機です。

整経(経糸を整える)などの機支度が行ってある機で織ります。

経糸はリネンを使用します。
その他の糸をご希望の方はご相談ください。

□手紡ぎ 各回1名 1枠2,500円 材料費別
 
※3回目以降は1枠2,000円 


アシュフォード製の紡ぎ車を使います。
定員になり次第締め切りますがキャンセル待ちも受けつけます。

詳細などご不明な点がございましたらお問い合わせをお願いいたします。

富士山 午後
10月下旬の工房から見える富士山です。

【アクセス】
東京方面から電車をご利用の方は山梨市の駅まで送迎します。

行き:新宿発8:30 特急あずさ松本行きに乗車 山梨市10:05着 下車
 山梨市発10:09小淵沢行きに乗車 春日居町10:13下車 

帰り:山梨市発16:20 特急かいじ新宿行きに乗車 新宿17:51着
あずさ回数券がお得です。

車で直接通われる方には駐車スペースが充分ございます。

お気をつけていらしてくださいますようお願いいたします。

【お申し込み/お問い合わせ】

川風の調べと紡ぐ家
テキスタイル 飯島たま

〒406−0004
山梨県笛吹市春日居町小松699−1

tel 0553−37−1482
tamayula☆gmail.com ☆は@です。
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紡いで織ったマフラー展

立冬を経て寒さが和らいでいます。
冬はお猿さんが雪景色の温泉につかる映像をみかけます。

そんなお猿さんに出会えるほどのそのままの自然が豊かなところでこのたび
個展をしています。

間 ブログ


ギャラリー・カフェ間.ま
▶紡いで織ったマフラー展 ー飯島たまの作品ー
〒山梨県南巨摩郡富士川町高下2262
℡0556-22-5843
https://ameblo.jp/gallerycafe-ma/

11月1日(木)~25日(日)木、金、土、日曜日
10:00から17:00

マフラー展とありますがショールや襟巻きなど巻物いろいろお届けしました。
フライヤーといいますかDMは明るい色味のものですけれど
どちらかと言えばシックなものが多いのではと思っています。

間裏 ブログ

景色のいいところ、きっと紅葉も見頃ですね。



夏にこちらへ来てくれた猫
すくすくと成長しています。

私は11日に足を運ぶ予定です。
お会いできますように。

弓張の樹 帯

後ノ月のころのことです。

宿題を提出しました。

経は正絹、和綿(紡ぎました)、真綿紬糸
染料は藍、蓬、矢車、百日紅
緯は真綿紬糸
染料は矢車、百日紅

手織りです。

弓張の樹 ブログ

秋のはじまりに身近な人へ災難がふりかかりました。
そんなときにこの帯のお話がありました。
糸に触れて愛で、トントンと織りました。
それでなにかの力になるとは限らないけれど、誠実に機へ向かいました。
時折、富士山や風にそよぐ木々に心を落ち着けて、一気に織りあげた一枚です。

紅葉

以下は納品のときのお便りです

着物乃塩田社長 
塩田金夫様

本日はありがとうございました。
帯の詳細を記します。
「弓張の樹」の弓張は上弦の月の意です。
月が満ちていくほど草木の水分が蓄えられ、欠けていくほど水分が失われます。
帯の「あおい線」樹木の水脈のようでしたので、秋から冬さまざまなものが満ちていき春の芽吹きの力となればとこのタイトルにしました。

経糸は正絹、私の手で紡いだ和綿、アクセントに真綿紬糸を用いています。
染めは全て植物染めです。藍は発酵建染め(藍下黒を出すための藍)と工房庭で育てた蓼藍で生葉染めを、ほかに工房近辺に生息する蓬(緑系)、矢車(茶系)、百日紅(黒系)を用いました。
緯糸は真綿紬糸です。こちらも矢車、百日紅で染めました。

さまざまな自然災害がありましたので自然に敬意を払いながら、こうして手織りができることの有り難みを忘れぬよう織りあげました。

TAMA拝
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My Favorite Things


窓のそとは色とりどりのコスモスがさらさらと揺れていて
雨で暗くなった空に明るい花がよく映えています。

10月6日からテノナル工藝百職さんでミニフェアを行います。
好みのベーシックなものばかり、ここのところの秋の風景にも沿うので織っていても楽しい巻物です。

ミニフェア表紙


以下はテノナル工藝百職さんのHPより

手しごとの器・道具 テノナル工藝百職
11:00-18:00
◎最終日10/15(月)は17:00終了

ミニフェア中面
クリックすると写真が拡大します。

山梨在住のテキスタイル作家 飯島たまさんのマフラー。
女性向けのみならず、男性にもデイリーユースに取り入れて頂ける色や柄、質感を持つラインナップもこれまで発表されてきました。
秋冬の素材は良質なニュージーランドメリノウールが中心。
手紡ぎした糸を染める場合、使う植物は身のまわりで採集したもの、自身で育てたものも使います。
機にかけ彼女の手で織られた丁寧で質の高い手仕事による一枚は、時代を超えて愛用できるシックな佇まいに満ちています。
今回は、彼女の作品のベースにあるトラディショナルな要素をぎっしり詰め込んだメンズ要素の色濃い秋冬の巻物たちにフューチャーし、ミニフェアの形でお届けします。
もちろん女性の方がマニッシュな装いに取り入れて頂くのも素敵です。

MFT ブログ用写真