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糸を紡いで植物でそめて布を織る 1/15

 「もろさびー」と口を尖らせ背中を丸めて集い、あーだこーだと言いあい、ひと笑いしてぬくとまる 甲州弁がぴったりの空っ風に凍えそうでしたけれど、北陸や東北の雪の様子を知るとこのぐらいで文句は言うものではないなと、日常を送ります もろさびーので散歩もお陽さまが昇ってからとなります。 冬は果実の剪定時期で剪定した枝や樹を野焼きします...

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磨麻の繊維をとるときにごしごしとこすります。諸説あるとは思いますが、この字の由来の一節です。15日付の山梨日日新聞1面へ掲載された山梨トヨタ様の広告「磨」に私をとりあげてくださいました。頭の2行を読み、もう私には勿体ない記事と鼻の奥が刺激され瞳に水分がまわります。 どうしようもなく哀しく苦しく淋しく悔しくどこかに吐き出すことだれかにうちあけることで楽になれない。誰かに話したら、そんな自分やその時間...

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秋の風に吹かれた

 タッサーシルクを紡ぎ4色に染め織りました。リネンも一緒に織りました。紫根を椿灰汁で媒染紫根を葡萄灰汁で媒染オニグルミの葉を葡萄灰汁とおはぐろで媒染まだ暑いけれど秋色を纏いたいときなどお好みで。こちらは11月23日からかじまる京都の個展へいきます。 朝晩がすごしやすくなったと、先日までは感じていたので 秋に向けてと思っていたら、 まだ夏。ただ甘酸っぱくて、 調子に乗ったあとの気まずい自分を振り...

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紫草のにほへる

春は萌え出づる季節だったのですが、初夏の蓬は艾(もぐさ)の植物、同じくもえる草なのです。邪気を払う薬玉に使われていて、端午の節句といえば菖蒲と蓬なのでした。そしてこのころは杜若のかさねの色目が浮かびます。端午の節句のころです。こちらはあやめかな。富士の雪が季節を物語ります。椿の灰で紫根を染めた経験がないわけではありません。ただ他の樹木と一緒に椿を燃やしてしまったり、椿を燃やしたと知らせてくれた方か...

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紫は灰さすものぞ

橋渡しをする媒染はほぼ無色透明です。ところがこの液体が色の決め手となります。自らは色を放たずに糸や布に色を着ける力があります。染まるとはその字の表すように草木を用いた水溶液に、モノを浸して色づくこと。そこには植物と水があります。人間の目、耳、鼻、触感、舌で確認することは難しいけれど、その細かなコトが確実に色に反映します。昨年の紫草です。旧工房の勝沼です。紫根は椿の灰汁で紫色を染めるのがいいと、それ...

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