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白い鳥 千鳥風しろ

しろ ブロ

ヒヤシンスが盛りを過ぎている大地や、そろりそろりと隙き間から顔を出す石畳の近くには、水仙がそれより長い葉でそそそと伸びて一番のっぽの黄色の蕾が「京あめ小粒手まり」のレモン味みたいだ。

ムスカリ第1号と2号をほったらかしの庭でみつけて「おっ」とかがむとチューリップもぐっと伸びてきた。相変わらずルッコラは元気よくてすこぶる辛いしローズマリーは伸びたい放題、サフランの葉がさわさわモサモサしていて彩りはじめた大地の賑やかな弥生がはじまった。

如月(きさらぎ)は草木が生えはじめる「生更木」と草木の芽が張り出す月「草木張り月」が由来というお話もあり、今は旧暦のそのころだからいろいろ張り出してきている。

しろ2 ブロ

しろ4 ブロ


こうして大地に意識を持っていきしっかりと歩むよう心がけてきたけれど、実は空が好きです。足をすくわれないよう芯を持ち核をとらえしっかりと地に立つ、発つ、経つ、そして弥生ですけれど「きさらぎ」なのでそこから伸びていきたいのです。
冬の闇をとらえ(たつもりになって)、大地にしっかりと根をはり(ささえたことにして)ずーっと上はまた闇がありでもその向こうには広くて果てしないヒカリもあるのかと、地上でじたばたして地団駄踏んで泥団子作りながら馳せると、そこには鳥が飛んでいました。

地面から張り出して空に向かって生きるものに足をとられるのではなく、その生き様にならってみる。気持ちよく空を見渡すと鳥が楽しそうに歌っていました。

草も鳥もいつも一緒に近くに暮らしていたのにいないと寂しいのに、ここ2、3年前からです、やっと時の移り変わりを鳥とともに過ごしていることに気づきました。植物と虫、大地、ヒカリ、動物・・・

生まれた笛吹川の支流にはカルガモ親子がいて、しらさぎが優雅に舞い、畑にはキジがケーンと啼いていたかはわかりませんが、キビダンゴを渡したくなるほどの佇まいでした。

千鳥風白2 ブロ

山梨は海がないのですが湖が多く湖畔は鳥の住処でした。くつろぐ様子も品があって絵画のようです。
今回ご案内する巻き物は春の気配を感じ始めた頃に織り上げました。

空を飛び夢を抱き旅立つ季節に
不安、寂しさ、旅立つことから生まれる自由と希望を胸に
飛び立つ翼となりますように

千鳥風白3 ブロ

ちと大仰ですね。
ちなみに私は飛行機がとても好きです。
ジェットコースターのアトラクションはあまり好きではありません。
どこにも連れて行ってくれないからです。

飛行機にのるとワクワクするのに飛びたつときにはなぜか眠くなり浮遊感を堪能できずに悔しい思いをします。そしてなにより、究極の娯楽です。空の上で掃除もできないし散歩も草取りもできなくて、映画みて本を読んで、ワイン飲んで眠る、ことをよしとする時空、なんて贅沢なのでしょう。丸い地球を感じながらも重力に頼り空を旅する、上か下か右か左か宇宙にある一個の天体をぐるりとする。

千鳥風白

浪漫飛行へ。

はじめの巻き物は「白い鳥」後半は「千鳥風しろ」です。
しろは素の色、はじまりの季節にしろをご案内いたします。

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