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紫草のにほへる


春は萌え出づる季節だったのですが、初夏の蓬は艾(もぐさ)の植物、同じくもえる草なのです。
邪気を払う薬玉に使われていて、端午の節句といえば菖蒲と蓬なのでした。
そしてこのころは杜若のかさねの色目が浮かびます。

IMG_0244.jpg
端午の節句のころです。こちらはあやめかな。富士の雪が季節を物語ります。

椿の灰で紫根を染めた経験がないわけではありません。
ただ他の樹木と一緒に椿を燃やしてしまったり、椿を燃やしたと知らせてくれた方からいただいたりした灰を使っていました。

IMGP2548.jpg
紫草と藍でいろいろ 昨年の写真です。

新たな工房ができて一番楽になったことは灰をとる作業です。
とてもとても本当にとても贅沢なのですが薪ストーブをいれたのです。
このことで暮らしも仕事も楽になりました。

ストーブには大鍋をかけることができ、ここで染色を行います。
燃やした樹木の灰は媒染に使用します。

山梨なので八ヶ岳のナラ、クヌギが手に入りやすくこれは藍を建てる時に使います。
剪定した桃や葡萄の木はあまりアルミ分が含まれないのか、黄味が抜けて透明感のある色に発色します。
そして薪ストーブがはいったことで新たに加わった間伐材の唐松、赤松の灰も媒染の役割を果たしてくれます。

薪ストーブにより灰の分類がたやすくなり、この3種類にわけて保管しています。
ただ椿は油分が多いこと、生葉を燃やすことから薪ストーブですと負担がかかります。

ただもうすでに3種類の分類がすんでいると、椿を燃やして灰をとることが一連の流れとなりたいした手間ではなくなりました。
そのようなわけで先日、節目の日に燃やしました。
灰は再生の象徴でもありますから・・・
薪ストーブ効果と福永さんのおかげです。

そして灰汁による違いはこちらです。

murasaki.jpg

青が強い方が葡萄の灰汁、赤味が加わった方が椿の灰汁です。

IMG_0345.jpg
メリノーも並べました。

灰汁自体は無色透明、ピリリとして、ぬるっとしています。

椿の灰汁が手に入らない時は明礬で媒染をすると似た系統の色味になります。
でもやはり、椿の灰汁はアルカリ性であるためか色合いはより純度が高くキレイです。


おうち

先日、新たに植物用のおうちを手に入れました。煙突もあります。なんて贅沢!


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