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新学期 一年草と多年草

今日、4月4日は「あずまやさん」のお祭りです
「あずまやさん」は山梨岡神社で行われるお祭りで、ちょうど春休みなので多くの小学生でにぎわいます
幼い頃から「あずまやさん」と呼んでいたけれど正式名称はきっと別にあります

3月、姪が英国へ旅立ち、16日間の留学を経て帰国しました
その間、甥は小学校を卒業し、明日、「あずまやさん」近くの中学校へ入学します

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はる 
はる
北風の吹く冬に耐え
ふきのとうに声をかけ
桃の蕾をよびさまし
校庭にやってきたハル
ハルはそっと私たちの肩を叩きます

地元の小学校では「わかれのことば」という詩のようなものがありました
卒業生一人一人が発する言葉が体育館に木霊します
きっと誤りもありますが、なんとなく記憶している一節を上に写しました

2001年、essex にある親友Gillieの家に居候していた私に妹からお便りが届きます。「緊張しないの?」と尋ねられるほどゆっくりとしたテンポで動いている私の心臓もやや早くなりました。
紙製のフォトフレームには妹によく似た、とっても愛らしい、きっと産まれてからひと月と経ていない笑顔の「あかちゃん」の写真、この3月にイギリス留学を経験した姪との出会いです

季節の移ろいに日々思いを巡らせたり感じることがありますが、春になると呼び覚ます感覚の「ゆらぎ」や「波」は、暮らしのリズムを新たにすることと重なるためなのでしょうか、顔を覆うような、大声で叫びたくなるような恥ずかしい過去さえノスタルジーとなります

春を告げる植物に一喜一憂しながら巡る季節に思いを馳せる
だから、この冬まではその季節になると、というものに魅かれていました

IMG_1191.jpg
こちらのスミレは多年草です。英語でviolaなのですが、ビオラだと一年草にその名のものがあるからややこしい


この冬は昨秋に庭仕事をせずにいたため球根たちの発芽を待つたのしみがありませんでした。日も短く寒い冬を過ごすのだからせめて玄関先がもっと明るい雰囲気だったら。ここへ新たな愉しみを与えてくれたのは、2月ころせめて寄せ植え鉢でお花をと、我慢できずに立ち寄ったお花屋さんでした。

ビオラやスノーボールを眺めながら
「でもこれ一年草なんですよね」
「そうですね。でも多年草や宿根とちがって開花期が長いんです」
「うーん、でも一年限りというと寂しい」

「確かにそうですけれど・・・その一年に精一杯咲くんですよね。半年以上咲いているものも多いので・・・」
「そうか! 多年草の数年分を、その一年に、なんですね。植物の生き方というか」
「はい、季節ごとに咲く多年草ももちろんかわいいですし毎年たのしめるところがいいんですが、開花期が短いんですね。花の時期が長い一年草も一緒に考えて庭づくりをした方がお手入れの負担も少ないですし綺麗だと思いますよ」
「そうですね。いままでは一年で終わりになってしまう植物を手にすることに少し抵抗があったんですけれど、一年という短い間に花をいっぱい咲かせる生涯と、毎年その季節がくると花開く生涯、それぞれですね」

そろそろ今年の桜がおしまいとなりそうですが
ここ山梨は見事に桃の絨毯が敷かれています

工房の庭はジューンベリー、しろやまぶき、常盤満作などとともに2月にお迎えした一年草も株が生長し元気に花を咲かせています。

その一年草もやがては土へと還るのですね
まわって、めぐって、かえるところは同じのようで違う
ときは流れていますから

先日、お蚕さんがシルク、糸となるまでの場へ身を置き、改めて学びました。
一年でその生涯をとじるお蚕さんのこと、その衣を織ることを自身で受け入れられるように・・・

そろそろ叔母バカも卒業です
新年度、ご入学など門出のみなさま
おめでとうございます

あたたかいので昨年とぼれた蓼藍がいつのまにか発芽し生長しております

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