FC2ブログ

茶釜

 雪の日はスコーンを焼きたくなります。
 ぐっと我慢して歯医者さんへ行ったりバッグの仕上げをしたりおにぎりを握ったりしました。

 そうしたらやっぱりアバラがあばれて、ほどほどにきりあげて茶釜の炎を眺めることにしました。
 火の番をせずにはいられなくなるとわかっていながら茶釜の灰をちょいちょいとする。豆炭がホタルのように明るくなると作業台に戻り麻糸でチクチク縫う、火種が絶えないうちに次の豆炭を添えると玄翁(玄能)で皮生地にアナを開け、お腹がすいたら土鍋で炊いたご飯を握り海苔で包み、茶釜の湯で一服する。
 そうしたらあっと言う間に夜になり家も雪の夜支度となった。

 IMGP0805.jpg    IMGP0806.jpg


 もう少し進めたいけれど、本日はここで骨休めせねば。
 
 昨日すこしだけ小さな作品展をしている「つぐら舎」さんに追加納品をしてきました。茶托の敷物とプチバッグなどです。

 IMGP0796.jpg  IMGP0799.jpg

 キマリトートは昨年と細かなところを変えました。

 IMGP0802.jpg


 こういう日はどろんと読書をしたい。
 ここのところは梨木香歩さんの世界を旅しています。
 『冬虫夏草』を読了し、『エストニア紀行』にしようか、それとも歯医者さんの待ち合いで読みはじめた柴崎友香さんの『春の庭』の続きにしようか、ふりすぎる雪はこまるけれど、今宵は静かでこういうのもいいと、今は受け入れられるくらい元気になった。

今、私の故郷はと尋ねられたら「地球です」と答えたい。
立派なことはできないけれどイロイロな生き物がすみ分けてその生と死の営みにかかわりあいながらめぐり廻っていくことを大切に思っている。
それを願い祈り、そういう風につまづいて転んで、べそかいて、立ち上がって生きていく。

 どうか。

 
関連記事
スポンサーサイト

Comments 0

Leave a reply